日本美術に殴られた一年（2020年回った展覧会）
あけましておめでとうございます。
展覧会って行きっぱなしも多いのをなんとかしたいなぁと思って早数年。何気に今年はTwitterでつぶやいたりもしていて記録が残っているのでまとめてみました。
個人的展覧会ベスト5
1位：特別展 桃山天下人の100年
2位：特別展 ミイラ
3位：特別展 きもの
4位：企画展 日本のたてもの - 近代の日本、様式と技術の多様化
5位：1984 Visions ルドン、ロートレック展
振り返ると日本美術、特に桃山展による安土桃山時代の豪華絢爛な作品に圧倒された一年であったかも。
きもの展の着物も本当に『着るアート』という言葉通りの素晴らしさ。
本当に日本美術に頭を殴られたような一年でした。
1月
なし
2月
- 2/11 名刀への道＠佐野美術館
- 2/15 特別展 ミイラ＠国立科学博物館
コロナが日本に迫ってきている感じがヒヤヒヤしながら行った伊豆。その時に偶々立ち寄った佐野美術館。
事前情報もなく行ったら偶々刀剣乱舞とコラボしていた時期でスタンプラリーしたり、当時は持っていなかった松井江の刀を拝んんだりしてました。
パライソのチケットが取れますように！と願ったのですが無惨にも散った記憶が笑
ミイラ展は気になっていたけどギリギリまで踏ん切りがつかず、会期終了間際に駆け込みました。
今では信じられない密で移動もままならない状況で頑張ってご遺体を眺めました。
なんとなく知識としては持っていましたが、自分の仕事に関わるものがすごくいっぱい展示されていてその場所をガン見していたのは多分私だけだろう。
恥ずかしながら日本館をじっくりと回ったのはこの時が初めてで。けれども、昔ながらのレトロな建築に一気に引き込まれました。
なんで今まで行かなかったの、私！！（仕事柄の分野がある地球館にしか興味がなかった民）
3月
なし
4月
なし
5月
なし
6月
なし
7月
なし
8月
- 8/22 特別展 きもの KIMONO＠東京国立博物館
緊急事態が解除されてもコロナ怖い、8月の刀ステを絶対見たい！と強い意志のもとひきこもってました。
しかし、舞台は残念ながら前日にCOCOA陽性者接触通知により断念。
2週間の自宅待機に耐える期間に突入。その自宅待機明けには絶対と見たと思っていたきもの展。
なんだかいろんな意味で泣いた展示会でした。
9月
なし
10月
なんだ、この桃山展・・・。コロナでなかったら絶対に身動き取れないやつだよ。
洛中洛外図屏風を見比べられたり、狩野永徳と長谷川等伯を順に見れたり・・・。
似ているけれども、トーハクとは異なる視点で美術鑑賞について解説するサン美もすごく勉強になった。
11月
- 11/15 特別展 桃山天下人の100年＠東京国立博物館
前期が思った以上によかったので後期も行ってきました。
前期と同じものもあるはずなのに、すっごい時間がかかってしまった。。。
あいかわらず教科書で見たやつ！が出てきて本当にすごい展示だなと思いました。
12月
- 12/5 三井記念美術館コレクション特別展 国宝の名刀「日向正宗」と武将の美＠三井記念美術館
- 12/13 1984 Visions ルドン、ロートレック展＠三菱一号館美術館
- 12/14 企画展 日本のたてもの - 近代の日本、様式と技術の多様化＠国立科学博物館
- 12/14 日本のたてもの - 工匠と近代化 - 大工技術の継承と展開-＠国立近現代建築資料館
近代建築にどっぷりの12月。
前々から行きたいと思いつついけてなかった三井記念美術館。
やっと行けました！きっかけはもちろん刀剣乱舞のコラボですが（笑）
日本橋ってなかなか赴かないのですが、雰囲気がとっても好きなので街散歩も楽しかった。
三菱一号館の洋館も好きだし、2月で好きになったかはくの日本館、こちらも念願の旧岩崎邸をぐるっと回りました。
まとめ
今まであれば印象派、浮世絵あたりをよく見ていたのですが今年は桃山美術、近代建築と幅を広げた年でした。好きが増えていく・・・。
日毎に感染者数が上がっていくのは怖いですが、対策したり、タイミングを見極めたりして回りたいな。
