そらとぶオタク

旅行と美術鑑賞も好きなオタクによる雑多な記録。主に推し事、展示会、宿泊記など。

東京国立博物館に初もうで

年始はなんだか暇。ということで、毎年どこかの美術館、博物館に行っています!
…が、年末からのコロナの状況を考えると行っていいのかがすごく迷う。
結果、予約していたトーハクのみだけ行く事にして、あとは引きこもりにしました。

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トーハクに初もうで!

そこまで!?精密に再現された模型 特別展 「日本のたてもの」

去年からずっと「行きたい、行きたい!」と言っていた表慶館
やっと、やっと行けました!!

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念願の!表慶館!!!

表慶館は当時皇太子だった大正天皇が成婚記念として創られた施設。
現在は展示会が開催される時にのみ公開されます。

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エントランスと法隆寺五重塔の模型

日本のたてもの展とは

tsumugu.yomiuri.co.jp

東京国立博物館国立科学博物館、国立近現代建築資料館の3館で開催されている特別展。それぞれテーマが異なります。
会期も若干異なっていて、かはくは1/11まで。トーハクと近現代建築資料館は2/21までです。

そのうち、国立科学博物館と国立近現代建築資料館の方は昨年の12月に行ってきました。そのうちまとめたいな。
momoent.hatenablog.com

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かはくの展示会は近代の建築でスキな洋館がたくさん!

精巧な模型の数々

トーハクの展示は、モノによっては間近でも見れるコト。
普段だと見れないところも見れるコト。
もう見れない建物も見れたコト。

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唐招提寺金堂の模型。普段見えないところも見える
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唐招提寺金堂の模型。天井も細かい彩色が!!

撮影禁止にはなっていたのですが、明治天皇の大嘗宮の模型はびっくりするぐらい大きいし、現物だとびっくりするぐらい広大な土地がないと無理だよなぁ、東京?よくそんな土地あるな・・・。という感想でした。

涙なしには見れない首里城正殿の模型

2019年10月のある日、それやはってきた。
沖縄首里城が燃えたというニュース…。

JGC修行で那覇へよく飛んでいた時に、偶々見学した直後でした…。
JGC修行したから行けた事実。でもなんとも言えない。
momoent.hatenablog.com

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燃える直前の首里城と模型の首里城

首里城の模型だけは表慶館ではなく、平成館の1階に展示されていました。
こう、うまく言葉にはできないのですが、、、
目に涙が、感情が胸にぐっと込み上げるものが。
復興するまではまだまだ時間がかかるのはしかたないけれども、復興できることを切に願います。

博物館に初もうで 丑〜

午前中に表慶館の展示を見た後は、本館の常設展。
丑年ということもあって牛をモチーフにした展示も。

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牛柄の袱紗

正月恒例。国宝 松林図屏風

国宝室に展示される長谷川等伯の松林図屏風。
去年の桃山展で狩野永徳の獅子図と並んで展示され圧倒的な空間を放っていたものの一つ。
今回は行かなかったですが、ミュージアムシアターのVR作品「国宝 松林図屏風-乱世を生きた絵師・等伯-」を見てからみる事をおすすめします!!

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VR作品のシアター

まとめ

毎年であれば獅子舞とかあると聞いていたので見れないのは残念ですが、正月気分を味わえました!
念願の表慶館も行けて満足。