Staycation で推し活をした話
ステイケーション、ここ最近やっています。
今年は特に遠距離の旅行が難しくなっているので(とはいいつつ関東から関西には行った)機会が増えたかもしれないです。
ステイケーションとは?
ステイケーションの定義
“staycation”(ステイケーション)は、「家でゴロゴロする」や「家の近くで過ごす」、「国内で旅行する」という意味で、単語としては歴史が浅く非常に新しくアメリカで 2000年以降に使われ始め、今ではイギリスでも使われているカジュアルな英単語です。
この単語は、動詞の”stay”と名詞の”vacation”をブレンドさせた単語です。”staycation”自体は名詞として使い、動詞として使う場合は、”take”や”have”と一緒に”have/take a staycation”としましょう。
そういう意味であれば、ここ最近の都内宿泊はステイケーションともいえますね。
何やってたの?と聞かれると、何もやってない。
ただ部屋でゴロゴロして、ホテルの施設を満喫した。以上。
ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町はラグジュアリーコレクションのホテルですし、
スタンダードでも元が高い。
なのでゴロゴロして、景色を楽しんで、日々の疲れを癒すという使い方は、まあありではないかな。
ただ、友人と楽しむ場所ではない。楽しんでもラウンジのアフタヌーンティーとかであって、ホテルステイではなない。
ステイケーションのきっかけ
話は9月。待ちに待ったミュージカル刀剣乱舞 幕末天狼傳2020の幕が上がりました!
…が。
残念ながら東京公演のほとんどと地方公演は舞台関係者の方がPCR検査でコロナ陽性反応となったため中止。いつも楽しんで刀ミュを観劇している友人達も払い戻し対象に。
私は1人東京凱旋だったので、辛うじてチケットが生きました。
ただ、友人が清光推しでライブではなく舞台に立つことをすごく待っていたのでチケットを譲る事にしました。
その代わり一緒に配信を見て感想を言いたいという私のリクエストにより、お泊まり会を実施することに。
(今回、私の推しは居なかったのでゆるゆるというのもあります)
行けなくなった清光推しの友人にチケット譲ったから生では観れないですが配信で観るぞー٩( 'ω' )و✨
— ももんか (@naoclov) 2020年11月13日
気をつけたこと
一番は「時間」。
特にソワレ(夜公演)の場合は開場、開演はもとより終演時間も考慮したほうがいいです。
終演時間が21時や22時近くになると、お店が開いていてもラストオーダーは終了している事が多いので。
しかも、今はコロナ禍なのでお店の営業時間が短い場合も。
もちろん、コンビニでもいいのであれば時間を気にせずでもいいのですが、ちょっとでもいい食事をテイクアウトして楽しみたいのであれば時間を考慮してあらかじめ予定を立てておいた方がいいと思います。
そして、まだまだ収束しないコロナ。
ステイケーションに限らず感染対策は怠らず、部屋から出る時はマスク着用。手洗いうがい、消毒もなるべくこまめに。
ホテルの感染症予防対策には積極的に参加する。
楽しい時間を楽しむけど、大声で騒いで迷惑にならないように気をつけつつ楽しむ。
といった「with コロナ」の対応は忘れないよう。
一人一人の心掛けって大事だと思います。
舞台関係の方は本当に頑張っていらっしゃる。
もう辛い思いは経験したくない・・・。
場所の検討
会場が東京ドームシティホールだったら東京ドームホテルでしょう!
という安直な考え。
他にも近場にホテルはありますが、やはり同じ場所にあるホテルは近い!
会場から出たら目の前がホテルですし。周りはなんでもあるからすっごい便利。
ホテル予約
せっかくなのでGoToトラベルを利用しよう!というこれまた安直な。
でも、本当に助かりました。今回初めて使いましたけど、本当に割引率がえぐい。
大手旅行会社であれば大体対応していますが、今回は一休で予約しました。
レストラン予約でもよく使わせていただいている一休。いつもありがたや。
一休で予約すると地域共通クーポンは電子クーポンになります。
(もしかしたら変わっているかもしれないので、一休の公式サイトは要チェックです)
ちなみに、こういう時にポイントサイトを経由するとお得ですよー
持ち物準備
バッグは荷物を詰め込むロンシャン ルプリアージュ ネオのLサイズと貴重品などを入れるユニクロのファータッチショルダーバッグ。
中身はざっくりこんな感じです。
- ペンライト
- ハンドタオル
- ノートPC
- 化粧品
- 着替え
- 変えのマスク
- ハンドクリーム
- 消毒液
テイクアウトなどの情報収集
今回の会場は東京ドームシティホールなので、東京ドームシティ近辺のテイクアウトを調べました。
はじめは食べログなどで調べていたのですが、終演時間が21:50ごろ。
テイクアウトでも近くでないと厳しそうと思ったので、東京ドームシティ内に絞ることにしました。
また、GoToトラベルを利用したので、地域共通クーポンが付いてきます。
観光するわけでもないので、利用できるのはご飯程度。
使うならこのタイミングしかないので地域共通クーポンが使えるお店もチェック。
事前に友人達にもURLを送って「どれがいい?」と聞いたところバーガーが食べたいというリクエストが来たので今回はTGI FRIDAYSでテイクアウトすることにしました!
ステイケーション当日!
当日は平日。友人も含めて日中は仕事。
定時ダッシュでもよかったけど今回は余裕を持ってフレックス。
集合〜チェックイン
劇場開場1時間前くらいに水道橋駅に集合しチェックイン。
GoToトラベル適用なので身分証明書を見せたりでちょっとワタワタ。
フロントでカードキーを受け取る際、消毒する機械を通してから受け取りっていうスタイルは初めて見た!
部屋に入ったら友人とテイクアウトの予約をしたりしていたらあっという間に開演30分前。
テイクアウトの予約はTGI FIRYDAYSの公式サイトから予約しました。
www.tgifridays.co.jp
ここでチケットを渡した友人とは一旦お別れし、残ったもう1人の友人と私は持参したMacBookで配信待機。
待つ事しばし……配信開始!
やっぱり刀ミュは素晴らしい。
ニコイチ感が強くなってとてもよかった。
アフター
配信終了が21:55。急いで部屋を飛び出してお店へ。少し過ぎてしまいましたが、無事受け取り完了!
ロビーで現場の友人とも落ち合い、部屋でアフター
思ったよりボリュームがあった笑
レストランなどで飛沫を気にせず感想を言い合ったりするのは楽しい。舞台直後の高揚感の中で話すのは一月の歌合ぶり。
眠くなったところでお風呂に入っておやすみ。
チェックアウト
翌日。友人は早めに帰宅しないといけないということで早々にモーニング。
ビュッフェスタイルでしたが、ちゃんと感染症対策を採られていました。
トングを持つ必要があるサラダバーだと、ビニール手袋を着用。
そのビニール手袋も他の手袋を触れないように、センサーか何かでエアーが出て手を突っ込めば装着できるという。
…すごい。その他は小分けにされている小皿を取っていくような感じでした。
私も午前はおやすみを取っていましたが、午後は仕事のため朝食後片付けをしてチェックアウト。
まとめ
久しぶりに友人と同じタイミングで観劇し(私は配信でしたが)感想を言い合えて楽しかった。
また機会があればやりたいなぁ。
東京ドームホテルは東京ドームシティホールの目と鼻の先で移動も楽でしたし、周りにテイクアウトできるお店もあってコロナ禍でも比較的身動きしやすかったです。
ミュージカル『刀剣乱舞』 双騎出陣 SOGA 感想
今年は舞台観劇に対して色々拗らせている人です。不満でありません。
ようやく、ようやっと、現場に足を運ぶことができました。
感想を一言で言い表すならば、感無量で色々感情が大変!!です。
今回の舞台、自分が持っていたチケットは中止になったんですよね……。
またか……
この虚しい感じも何度味わったことか。
持ってたチケットの翌日再開とか、他も経験したので悲しいとか悔しいとかより無、空虚という言葉が合っているような気がします。
ほんとうに、何度目?
しかし、しかしですね。今回は助け船が!
10月のチケットを2枚持っていた友人が1枚譲ってくださいました!
友人にはほんっとうに感謝!!
昨日やっっと舞台の現場に行けました!!感無量😭✨
— ももんか(自粛中) (@naoclov) 2020年10月9日
配信とはまた違った見方ができて現場いいなぁと思いました。 pic.twitter.com/mZ2yJequg8
曽我物語
双騎の第一部は日本三大仇討ちのひとつ、曽我物語をベースとした物語。主人公の曽我兄弟を源氏兄弟の髭切、膝丸が演じるという内容。
曽我物語を知っているか……と言われるとNo.
ですが、私はこの双騎の演出がとっても好きなんです。
初演はライビュのみですが、あの時も最初から最後まで映画館のスクリーンの前で圧倒され、感動した記憶。
初演の感想は語り部の加納さんの語りから始まり、これから始まる世界観を語りで、音楽で、照明で補完していく……。古典芸能と現代の踊り、音楽、パフォーマンス……本当にこちらがすごいという語彙力しか出ないような、そんな感じ。
今回については、前回のファーストインプレッションの熱量は落ち着いていたのですが。前回の熱量より落ちるのかと思っていたのですが。
ところがどっこい。
再演は、更にパワーアップしてました!!!(あぁ、語彙力)
様々な舞台で経験してきたお二方。それぞれがそれぞれの個性を伸ばして帰ってきました。。。
本当、身体のしなりかた、腕の振り方、指裁き……同じ動きのはずなのに全く違う。二人の解釈の違いといっていいのか……が明確に違う。
そして、2人とも幼少期からの成長に合わせて動きが段々とキレが増していく。もう圧巻。そして、圧巻のままに終わる。
その上のソーシャルディスタンス。
要所要所の演出が変更になって、ちゃんとディスタンスが取れている。演出の方の腕って本当にすごい。東京公演は源氏兄弟の2人もフェイスシールドをしているのですが、意識して見ないとしているの?と思うくらい自然。
ソーシャルディスタンスの穴を埋めるように、演出としてのアンサンブルさんの動きも素敵。足りないとは言わないのですが、主役の2人を強調するような演出、脇役の方の掃かせ方、ところどころの演出のカバー……見る方への没入を引き立てる演出が本当に素敵でした。いつか本編でもやってほしいし、いつかのライブでもやってほしい。
二部のライブ
二部、やばくない……?特にソロ、2人のソロ!!!
膝丸は大変色気が……髭切は神々しいプリンスだし……。もうっ、なんなんですかね、あれ。
二部は感無量すぎて言葉に表すことが、本当に難しいので完結にやばいとしか。
えおえおあが、今のご時世の選曲としてよかったです。
あぁ、いまつるちゃんが居る。とも思いました。あの時はノリノリで振りを覚えてやってましたが、色々感極まるところがありますね……。
二部、あっという間すぎて……本当にやばい。ひたすらペンライトを振って終わった。
会場に立つ、ということ
今の時世だと、当たり前が当たり前でなくなったというコメントは本当にその通りだと思います。
緊急事態宣言後は初めての舞台なので、Twitterで何を持っていけばいいのかとかをすごく検索していました。
そうしている間に、私が行く日の前日に行っているチケットを譲って頂いた友人から一部も二部も泣いている……とメッセージが。
えっ、えっ。そんなに泣く?
感極まってていうのは理解できるけどそんなに?
ちょっと疑問。でも、9月は中止して待ちに待った再開。
本当に再開できるのかとか感極まったんだなぁと思った。
けど、いざ自分がその場に立ったとき、感想は本当にその感情でした。
刀ミュだからこその演出もありますが、
特に二部で客席がペンライトやリングライトの光で埋め尽くされたとき、
あぁ、私はこの舞台を直接見ているんだ
とすごく実感しました。
配信ではほとんど見れない、見れても一瞬のその光景がすごく、すごく印象的でした。
一部で言うと、
自分の意思で自分が見たいという所を選択できるという自由
それによる目が足りないジレンマ
そいういうので感極まった印象が強いです。
もちろん、配信には配信のメリットがあります。
音響が安定していたり、役者さんのアップが見れたり。
今回においては、配信のカメラワークが神すぎて
……これがリアルタイム!!?という感想を抱くぐらいに洗練されていました。
最高良かった………😭✨✨ pic.twitter.com/XQxnT25dt7
— ももんか(自粛中) (@naoclov) 2020年10月11日
どちらがいいとかなく、どちらも見たい。
欲が深いかもしれないですが、己の許容範囲内で色々あがきたいなぁ
現場にも足を運びたいと配信も見たいと思いました。
毎日配信って、時間的制約はありますが、
日付の制約はほぼなくて本当にありがたいなと思いました。
……よし、アンケートに書いておこう。